こんにちは。mioです♪
今回も引き続き、アロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)の種類についてご紹介させていただきたいと思います。
今回は「ハーブ編」です♪
アロマテラピーの中でも、代表格である「ラベンダー」をはじめ、古来より薬草として重宝されてきた、ハーブの世界に触れていきましょう^^
ストレスの多い私たちの日常生活に、役立つ精油がいっぱいです。
では「ハーブ編」の始まりで~す♪
ハーブ系の精油(エッセンシャルオイル)一覧
今回から2回に分けて、ハーブ系の精油(エッセンシャルオイル)として以下5種類をご紹介します!
- ラベンダー
- ローズマリー
- ゼラニウム
- スイートマージョラム
- クラリセージ
ラベンダー ~特徴と効果・効能~

アロマテラピーの代表格 心・身体・スキンケアすべてに役立つ万能のレスキューアロマ
ラベンダーの名前の由来は、ラテン語で「洗う」という意味の言葉からきたものと言われています。
その名の通り、心の痛みや身体の痛みを洗い流して落ち着かせ、正常な状態を取り戻す手助けをしてくれます。
また、すり傷ややけどの際の応急手当から、炎症、虫刺され、ニキビ対策までスキンケアとしても有益で、その万能ぶりから「レスキューアロマ」ともいわれています。
様々な化粧品や芳香剤にもよく使われている香りなので、私たちの生活にとても馴染みのある植物ですよね♪
香り以外にもレスキューアロマとして、様々なシーンで役立ってくれますので、アロマテラピーの始めの1本として、ぜひ持っておいていただきたい精油です
パニックやヒステリー、不安や緊張など気分が憂鬱なときに
リラックス作用と合わせ、不安定な心のバランスを整えてくれる香りなので、このような時におすすめです。
- 感情が抑えきれずパニックやヒステリー状態になっているとき
⇒高ぶった感情を鎮め、心に静けさを取り戻してくれる - 緊張・不安・恐怖を感じていたり、不眠状態のとき
⇒リラックス効果と合わせ、自律神経のバランスを整えてくれる - PMS(月経前緊張症)や更年期で気分がブルーなとき
⇒心に安らぎを与え、本来の精神状態に導いてくれる
筋肉のこり、頭痛、腰痛、月経痛などあらゆる痛みにも
痛みや痙攣症状を静める作用があるため、肩こりなど筋肉のこりによる不調や、頭痛などの痛み全般のケアにも役立ちます。
特に月経痛などは痛みのケアと同時に、自律神経のバランスを整えてくれる作用により、イライラなど心のケアもできるので、おすすめですよ♪
私はこんな時に使っています

私の中では「定番中の定番」といえる精油です♪
忙しい日々に疲れて、心も身体もダメージを受けているときに何を使おうか迷ったときは、とりあえずラベンダーを使えば間違いない!と思っています。
刺激もなく安心して使える精油なので、植物油で希釈して、ボディケア用のトリートメントオイルとしても重宝しています。
心と身体の両方に働きかけてくれますので、月経前も月経中も役立ってくれるまさに「レスキューアロマ」です
いくつかの精油をブレンドして使うときも、ラベンダーの香りは強すぎず、他の精油の香りを程よく引き立ててくれるので、ブレンドにも大活躍です♪
アロマテラピーでは基本の精油として、中心的に扱われているのも、万能さゆえなのかもしれませんね。
子供から大人まで安心して使える精油ですので、アロマテラピーを利用してみたい!という方には、持っておいて間違いのない1本です♪
ローズマリー ~特徴と効果・効能~

樟脳に似たスッキリした香りで集中力UP 料理用ハーブとしてもお馴染み
ローズマリーは日本で昔から虫除けとして使われている「樟脳」に似た、少し癖のあるスッキリとした香りです。
これは、ローズマリーに含まれる「カンファー」という成分によるものなのですよ^^
頭の中をクリアにしてくれるので、気持ちが乱れて仕事や勉強に集中できないときに「集中力UP」のサポートをしてくれますよ♪
また、アロマテラピー以外にもお肉の臭み消しなど、料理用ハーブとしても有名ですので、名前を知っている方も多いのではないでしょうか?
ローズマリーもラベンダー同様、あらゆるシーンで役立ってくれますので、アロマテラピーでは使用頻度が高い精油です。
そんな、ローズマリーの魅力について見ていきましょう!
記憶力や集中力をUPしたいとき、やる気がでないときに
頭をクリアにし、精神を活性化させてくれる、スッキリとした強い香りを持っているため、このような時におすすめです。
- 勉強や仕事に集中したいけれど、気持ちがブレてしまうとき
⇒脳を活性化し、思考をクリアにして、記憶力を高めてくれる - 車を運転するとき
⇒覚醒作用のある香りで、運転時の集中力UPにも役立ってくれます - 落ち込み気味で、なかなか行動する気力が出ないとき
⇒精神疲労や無気力状態を解消し、活力を与え意欲と自信を高めてくれる
喉の不調や、肩こり・筋肉痛など血行不良による不調にも
ローズマリーに含まれる「1,8-シネオール」という成分は、粘液溶解作用があるので、痰の排出を促してくれます。
喉に不調があるときに、「ティーツリー」や「ユーカリ」と合わせて使用するのもおすすめです。
また、血行循環を促す作用もあるので、冷え性や、肩こり・筋肉痛といった、血行不良による不調にも役立ってくれますよ♪
リフレッシュ効果の高い、強めの香りで、精神面、身体面の両方を活性化させてくれます。
ニキビ・毛穴ケアの他、抜け毛などのヘアケアにも
収れん作用があるので、ニキビや毛穴のケアなど、脂性肌の方のスキンケアにもおすすめです。
また、抜け毛やフケなど、ヘアケアにも有効なので、無香料シャンプーに、他の好きな精油と合わせて、オリジナルのアロマシャンプーを作るのも楽しめますよ^^
私はこんな時に使っています!

仕事や勉強に集中したいのに、ついつい他事を考えてしまったり、スマホをいじってしまったり ヾ(- -;) ・・・で、注意散漫になっているときに、よく登場してもらっています。
眠気が強い時は「ペパーミント」で一気にリフレッシュ、眠気はそれほどでもないけれど、意識があちこちにいってしまっているときは、「ローズマリー」で意識を一点集中!というように、使い分けています。
最近「マインドフルネス」という言葉をよく耳にしますが、まさに「今、この時に集中」したいときにピッタリの香りです!
「マインドフルネス」を意識されている方は、香りのサポートも取り入れてみるのもよいかもしれませんね^^
始めて香りを嗅いだときは、独特の強い香りに、正直あまり馴染めなかったのですが、人間の嗅覚って順応性が高いので、慣れてくると次第に心地よく感じるときが多くなりました。
慣れるまで、強い香りが苦手だなと感じる場合は、「ラベンダー」や「ティーツリー」「ユーカリ」、柑橘系の精油など、シーンに合わせて他の香りと組み合わせて取り入れてみてくださいね♪
使用時の注意点
香りや刺激の強い精油のため、少量で使用するようにしてください。
また、作用の強い精油ですので、妊娠中や授乳中の方、小さいお子さんの利用は避けてくださいね。
その他、高血圧やてんかんの方の利用も避けてください。
今回のまとめ
今回は、ハーブ系の精油として2つの精油をご紹介しました。
「ラベンダー」「ローズマリー」は、様々な不調に役立ってくれるので、アロマテラピーの中でもよく登場する精油なんですよ^^
どんな精油か少し知っておくだけでも、活用の幅がグッと広がると思うので、香りのイメージ以外に、この精油はどんな作用を持っているのかな?と、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです
「ローズマリー」は香りが強いので、単独での利用はちょっと・・・という方は、ぜひブレンドして利用してみてくださいね。
ブレンドについてはまた改めて、まとめようと思っています!
次回はハーブ編の続きで、3種類の精油のご紹介をしたいと思います♪