精油(エッセンシャルオイル)

【アロマテラピー】精油(エッセンシャルオイル)の紹介 ~ハーブ編②~

アイキャッチ(ハーブ編②)

こんにちは。mioです♪

今回は「ハーブ編②」としまして、アロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)のうち、ハーブ系の精油についてご紹介させていただきたいと思います。

  • ゼラニウム
  • スイートマージョラム
  • クラリセージ

▽▼▽ 前回の「ハーブ編①」はこちら ▽▼▽

アイキャッチ(ハーブ編①)
【アロマテラピー】精油(エッセンシャルオイル)の紹介 ~ハーブ編①~こんにちは。mioです♪ 今回も引き続き、アロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)の種類についてご紹介させていただきたいと...

ハーブ系の精油(エッセンシャルオイル)一覧

ゼラニウム ~特徴と効果・効能~

イメージ(ゼラニウム)

バラのようなフローラルさとグリーン調を合わせ持った
甘~く優しい香り  柔らかな香りを好む方に

ゼラニウムは、「ローズゼラニウム」とも呼ばれるくらい、バラによく似た香りを持っています。
というのも、「ローズ」の精油と共通の成分を含んでいるので、似た香りがするんですね。

バラに似た甘くフローラルな香りをもつ一方で、ハーブ特有のグリーン調な香りも持っているので、バラほどフローラル感が強すぎず、とても柔らかな印象の香りなので、フローラル系を使ってみたいけれど、あまり華々しさが強すぎるのは苦手・・・という方には、ぜひ試してみて頂きたいです♪

甘く優しい香りだけでも、と~っても癒されますが、他にも役立つ効果がいっぱいありますので、見ていきましょう!

自律神経の乱れによる、イライラ・落ち込みなどのストレスケアに

体内のホルモンバランスを整える作用により、自律神経のバランスを整えてくれるので、このような時におすすめです。

  • PMSや月経不順、月経痛などで悩んでいるとき 
     ⇒香りのリラックス効果に加え、女性ホルモンのバランスを整える作用で症状緩和に役立ってくれる

  • 更年期による、のぼせ・発汗、その他の不調で悩んでいるとき 
     ⇒上記と同じく、要因となっている、ホルモンバランスの乱れを正常化するサポートをしてくれる

  • 情緒不安定で気持ちが乱れているとき 
     ⇒優しく柔らかな香りで、神経をリラックスさせ、気持ちのバランスを整える手助けをしてくれる

むくみ対策やダイエットにもおすすめ

リンパに働きかけ、身体の余分な水分や老廃物を排出するデトックス作用もあるので、むくみやダイエット時にもおすすめです。

老廃物の排出を手助けしてくれる、他の精油とブレンドして使うのもよいですよ。

「サイプレス」「ジュニパーベリー」「グレープフルーツ」といった精油がおすすめです♪

スキンケアにもおすすめ

皮膚の若返りや、皮脂のバランスを整える作用もあるので、乾燥肌、混合肌、脂性肌何れの肌質にも役立ってくれます。

収れん作用もあるので、ニキビや毛穴対策にもおすすめです。

化粧品にもよく利用されていますよね♪

私はこんな時に使っています!

イメージ(ゼラニウム)

 

甘くて優しいフローラル系の香りに包まれてリラックスしたいな~という時に利用しています

フローラル系でも「ローズ」や「ジャスミン」など、お花系の精油は、お値段もそれなり (^_^;) な精油が多いですので、日常使いというよりは、「ここぞ!」という時に利用していますが、「ゼラニウム」はお値段もお手頃♪なので、いつでも使えるフローラル系として、お気に入りの精油です。

お値段だけではなく、「ローズ」も「ジャスミン」もお花系の精油は、香りがかなり強めですので、フローラルさがめいっぱいほしいときには良いのですが、体調によっては、強すぎると逆に気分が悪くなってしまうときもあります。

なので、マイルドなフローラル系がいいなと思うときには、いつも「ゼラニウム」にしています。

女性ホルモンに似た作用があるので、月経前や月経中には「ラベンダー」とセットで利用することも多いです。

甘さをもっと控えめにしたいときは、「ラベンダー」や「ベルガモット」「フランキンセンス」など、甘さが少ない精油と組み合わせて利用するのも、いい香りになるのでおすすめですよ~

使用時の注意点

妊娠初期の方は、利用を控えてくださいね。

スイートマージョラム ~特徴と効果・効能~

イメージ(マージョラム)

スパイシーで温かみのある深みのある香り  心を慰め満足感を与えてくれる

スイートマージョラムは「Origanum majorana」という学名(世界共通の学術上の名称です)を持っているのですが、「Origanum 」という言葉は「山の喜び」という意味なのですよ。

温かく落ち着いたスパイシーさを感じさせてくれる香りは、まさに「山の喜び」という言葉通り、温かく満足感を与えてくれる香りです♪

私はこの香りを知ったとき、今までの人生で出会ったことのない香りだったので、最初は慣れない香りに戸惑ってしまいました (~д~*)

スイートマージョラムの面白いところは、人によって、「薬みたい」とか「草っぽい」とか「温かい感じがする」など表現が全然違うんです。一言で言い表せない、複雑で面白い香りなのです♪

自分の中でも、「今日はすごく温かい香り」とか「甘みがあるな」とか毎回、違った印象を感じるのが、とても面白い精油だと思っています^^

「オレンジ」や「ペパーミント」など、表現しやすいシンプルな香りもよいですが、少し複雑で捉え方が変化する精油というのも、自分の感情や体調とリンクして感じ方が変わるので、自分自身を知るきっかけにもなります♪

では、さっそく効果について見ていきましょう!

不安や孤独を抱えているとき、神経過敏でゆっくり眠れないときに

心を慰めて、満足感を与え癒してくれる香りを持っているので、このような時におすすめです。

  • 不安や孤独で心に空しさを感じるとき 
     ⇒内側からじんわりと満たしてくれる香りで、心を穏やかにしてくれる

  • 興奮や神経過敏状態でゆっくり眠れないとき 
     ⇒副交感神経の働きを優位にするので、興奮状態など交感神経が高ぶった状態を穏やかに落ち着かせてくれる

冷えやむくみ、関節炎や筋肉痛などの痛みにも

自律神経のバランスを整えることで、血行や体温などを調整してくれる作用があるので、冷えやむくみにもおすすめです。

また、炎症や痛みを抑え、筋肉のこりや痙攣を落ち着かせてくれる効果も期待できるので、関節炎や筋肉痛といった場面でも役立ってくれますよ。

私はこんな時に使っています

イメージ(女性)

 

普段は忙しい日々を過ごしていますが、休日に何となくぼーっとしていると、何だか心が欠けてしまっているような、このままでいいのかな?という、空虚な気分を感じるときがあります・・・。

そんな時に、「スイートマージョラム」の香りは温かく染みこむような感じがして、とても心地よく感じます。
燃え尽き症候群のような、気分のときにもいいと思いますよ。

また、肩こりが辛いときに、「ラベンダー」や「カモミール・ローマン」などと合わせて使用します。

「ラベンダー」は少し爽やかにしたいとき、「カモミール・ローマン」は温かみのある香りを重視したいとき、のように気分に合わせて使い分けています。

「スイートマージョラム」の香りは一言で表現しきれない、奥深い香りなので、今日はどんな感じがするかな?という楽しさも合わせて、感じ取ってみてくださいね♪

使用時の注意点

妊娠初期の利用は避けてくださいね。

また、リラックス作用が強いので、車を運転するときなど、集中力が必要なときの利用は控えるようにしてください。




クラリセージ ~特徴と効果・効能~

イメージ(クラリセージ)

甘さとグリーンさの中に香ばしさも感じる深みある香り  女性に嬉しい効果も

クラリセージという名前は「Clarus」というラテン語に由来するといわれています。
これは、「明るい」という意味で、中世では目の洗浄や治療にも利用されていた、目にとっても有益な精油でした。

「スイートマージョラム」と同じく、人によって感じ方が変わる、とても深みのある香りです^^

よく、ナッツのような・・・と表現されることも多いですが、実際私もナッツ感を感じるときと、感じないときと、その時によって印象が違うので面白いです♪

ナッツ感を感じるかどうか、ぜひ実際に香りを試してみてください♪

また、クラリセージには「スクラレオール」という成分が含まれるのですが、これは女性ホルモンに似た働きをするといわれています。

なので、PMSや月経トラブル、更年期など女性の様々な悩みに役立ってくれるのですよ^^

では、さっそく詳しく見ていきましょう!

幸福感を感じたいとき、頭で考えすぎてしまっているときに

神経の強壮とリラックス作用の両方を合わせ持つ香りなので、このような時におすすめです。

  • 神経質になりがち、優柔不断なときに 
     ⇒緊張を和らげながら、気分を明るく安定させてくれる

  • あれこれ頭の中で考えすぎてしまうとき 
     ⇒不安や緊張で、大事なものが見えなくなっているときに本当に大切なものを明確にして、直感で行動する力を与えてくれる

筋肉痛などの痛み、PMSや月経トラブル・更年期など女性のお悩みにも

痛みを鎮静する作用があるので、肩こりなどの筋肉痛にも役立ちます。

また、女性ホルモンに似た働きをするといわれている「スクラレオール」が含まれているので、PMSや月経トラブル、更年期など、ホルモンバランスの乱れにより起こる様々な症状の緩和にも役立ってくれますよ。

女性にとって、とても助かる精油の一つですね♪

私はこんな時に使っています!

イメージ(お腹に手をあてる)

 

「クラリセージ」は「スイートマージョラム」と同じく、一言で表現しきれない複雑な香りを持っているので、正直なところ、私自身香りに馴染むまでには、結構時間がかかりました。

ただ、慣れ始めると癖になってくるような、そんな香りなのです。

私は昔から生理痛が、結構酷くて、その時期になると憂鬱になってしまいます (- -,)
なので、女性ホルモンに似た作用がある「クラリセージ」は効果の面で、絶対取り入れたいなと思っていました。

今では、単独の香りで利用するのもいいな♪と思って「クラリセージ」のみにすることもありますが、大抵は「ゼラニウム」「ラベンダー」など甘みのある香りとブレンドして使っていますよ♪

組み合わせて新しい香りを生み出すことも、アロマテラピーの魅力なのです^^

効果の面で取り入れたいけれど、香りが・・・という方は、無理をせず、他の精油と合わせて「効果を取り入れつつ、よい香りにして楽しむ」ことを意識して使ってみてくださいね!

使用時の注意点

妊娠初期の利用は避けてくださいね。


また、リラックス作用が強いので、車を運転するときなど、集中力が必要なときの利用は控えるようにしてください。

今回のまとめ

ハーブ編①と②にわたり、5つの精油をご紹介しました^^

「ラベンダー」と「ゼラニウム」は化粧品でもよく使われていて、馴染みのある香りなので、もちろん個人差はありますが、香りが好きという方が多い精油です。

一方「ローズマリー」「スイートマージョラム」「クラリセージ」は独特の癖のある香りなので、私の周りでも好き・嫌いが分かれやすい精油だと思います。

その分、最初は苦手だったけれど、いつの間にか癖になって好きになってる率も高いですね^^

きっと人間でいうと、個性が強すぎて最初は距離をおいてしまうけれど、何となく気になっていつの間にかハマっちゃう的な(笑)

好きになれればよいですが、やっぱり全然ダメですという場合、精油は薬ではないので、私は苦手な香りを無理して使うことは全くないと思っています。
楽しむことが一番ですからね♪

でも、そうはいっても「効果の面から使ってみたい」と、思われることもあると思います。

そんな時には、苦手な香りをカバーしつつ、効果を取り入れられるよう、まずは好きな香りとブレンドしてみてください!

ブレンドも突き詰めれば奥が深いですが、正解や不正解がある世界ではないと思っています。
なので、好きな香りと混ぜてみて「いい香りできちゃった☆私天才かも!?」と思いながら、楽しんじゃいましょう~^^

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