アロマオイルを買いたいけれど、どこに売っているのかわからない。お店に行ったら種類がありすぎて、どれを選べばいいか迷ってしまう。そんなときに読んでほしい記事です。
- アロマ専門店・雑貨店・ドラッグストア・ネット通販で買える
- ディフューザーで香りを楽しむだけなら、雑貨店の精油でも十分
- 肌に使う・高価な精油を買うなら、アロマ専門のメーカーで
- 迷ったら「精油」「エッセンシャルオイル」と書いてあるものを選ぶ
先にお伝えしておくと、アロマオイルと精油は同じものではありません。植物の花や葉、果皮などから取り出した天然の香りの成分が精油(エッセンシャルオイル)で、アロマオイルは香料などでつくった商品も含む、もっと広い呼び名です。
アロマテラピーインストラクターとアロマセラピストの資格を持つ私(mio)が、2つのちがいをふまえて、ふだん精油をどこで、どんなふうに買っているかも交えてお伝えしますね。
アロマオイル・精油はどこで売ってる?
アロマオイルや精油は、アロマ専門店、無印良品などの雑貨店、ドラッグストア、ネット通販で買えます。精油だけを選びたいなら、アロマ専門店がいちばん確実です。

| 買える場所 | 主なお店 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| アロマ専門店・百貨店 | 生活の木、ニールズヤード レメディーズ、カリス成城など | 精油の種類が多く、香りを試してから買える |
| 雑貨店 | 無印良品、ニトリ、ハンズ、ロフトなど | 精油と香料のアロマオイルが並ぶので、表示を見て選ぶ |
| ドラッグストア・100均・家電量販店 | お店によってちがう | 品ぞろえの差が大きい。表示を見て選ぶ |
| ネット通販 | メーカーの公式通販、楽天市場、Amazon | 種類が多く家で選べる。香りは試せない |
私は、お店か通販のどちらかで買っています。いちばんのおすすめは、お店で香りを試してから買うことなんです。
アロマ専門店・百貨店
はじめて精油を買うなら、アロマ専門店がいちばん安心です。並んでいるのがほとんど精油なので、合成の香料のものと取りちがえにくくなります。
よく見かけるのは、生活の木、ニールズヤード レメディーズ、カリス成城などです。生活の木は、2026年10月時点で全国に約100店舗の直営店があります。※1
専門店のよいところは、テスターで香りを試せることと、店員さんに相談できることです。「寝る前に使いたい」「キッチンで使いたい」のように、使いたい場面を伝えると選びやすくなります。
無印良品・ニトリ・ハンズなどの雑貨店
無印良品やニトリ、ハンズ、ロフトなどの雑貨店でも、アロマのコーナーで精油を買えます。ただ、雑貨店には精油と、香料でつくったアロマオイルの両方を置いているお店もあるので、ビンの表示を見てから選びましょう。
たとえばニトリでは、「エッセンシャルオイル」(素材:精油)と「アロマオイル」(素材:香料)が、どちらも売られています。※2
無印良品のエッセンシャルオイルは、ラベンダーやユーカリなどの単品と、気分に合わせて組み合わせたブレンドがあります。ブレンドは「おやすみ」「くつろぎ」「すっきり」の3つに、シトラス・フローラル・ウッディ・ハーバルの香りがそろっています(2026年10月時点・10mLで1,790円)。※3
私も無印良品の精油を使ったことがあります。ディフューザーで香りを楽しむなら、こうしたブレンドをいろいろ試してみるのも楽しいですよ。自分で何本も組み合わせなくても、ひとつのビンで香りのバランスが整っているので、はじめての人にも使いやすいと思います。
無印良品のエッセンシャルオイルは、お店か無印良品のネットストアで買えます。お店ならテスターで香りを試せるので、ブレンドを選ぶときに便利です。
ドラッグストア・100均・家電量販店
ドラッグストアや100均、家電量販店でもアロマオイルは売っていますが、精油かどうかは商品によってちがいます。手にとったら、ビンや箱に「精油」と書いてあるかを見てから買いましょう。
ドラッグストアは、お店によって品ぞろえがかなりちがいます。精油を置いているお店もあれば、香りづけ用のアロマオイルやアロマグッズが中心のお店もあります。行く前に、そのお店のネット通販で取り扱いを見ておくと、むだ足になりません。
家電量販店では、加湿器やアロマディフューザーの売り場の近くに置いてあることがあります。100均のアロマオイルは、合成香料などが混ざったものが多いです。くわしくは、次の記事で書いています。
メーカーの公式通販・楽天・Amazon
近くにアロマ専門店がないなら、ネット通販が便利です。精油メーカーの公式通販のほか、楽天市場やAmazonにもメーカーの公式店があります。
通販のよいところは、お店では見かけない香りや、いろいろなメーカーの精油を家で選べることです。商品ページで、学名や原産国などの表示を落ち着いて読めるのも助かります。
気をつけたいのは、香りを試せないことです。楽天市場やAmazonには、メーカーの公式店のほかに、いろいろなお店が出店しています。商品ページに学名や原産国などの情報がきちんと載っているかも、お店を選ぶときの目安になります。
使い方で決める、アロマオイル・精油を買う場所
香りを楽しむだけなら雑貨店、肌に使う精油や高価な精油ならアロマ専門のメーカーで買うのがおすすめです。何に使うかで、選びたい精油が変わるからです。
| 使い方 | おすすめの買い方 |
|---|---|
| ディフューザーで香りを楽しむ | 雑貨店の精油やブレンドでも十分 |
| はじめて精油を買う | アロマ専門店で香りを試して、小さいサイズから |
| 肌に使う・手作りコスメ | アロマ専門のメーカーで、成分分析表(含まれる成分の割合を調べた表)を確認 |
| ネロリ・メリッサなど高価な精油 | アロマ専門店や、品質の情報を公開している精油メーカーで |
ネロリやメリッサのような高価な精油は、私はアロマ専門店や、品質の情報を公開している精油メーカーで買うようにしています。前に、安めのものを買ったら、知っている香りと明らかにちがっていて、合成のようなにおいがしたんです。そのときは「失敗したな」と思いました。
花からとれる精油の中には、たくさんの花からほんの少ししかとれないものがあります。値段が安すぎるものは、精油100%ではなく、植物油やアルコールなどで薄めたものや、香料が混ざったものの可能性もあります。
安さにひかれたときほど、ラベルに「精油」「エッセンシャルオイル」と書いてあるか、成分の表示に精油以外のものが入っていないかを確認してから買いましょう。
肌に使うときは、原液のままつけずに、植物油などで薄めて使います。※4
薄める濃度は、体なら1%以下、顔なら0.5%以下が目安です。肌が弱い人は、もっと低い濃度で試してから使いましょう。※5
アロマテラピー検定の勉強のために精油をそろえたい人は、こちらで検定に合わせた精油のセットを紹介しています。
精油とアロマオイルを見分けるポイント
精油かどうかは、ビンや箱の表示で見分けます。次の4つがそろっているかを見てみてください。

- 「精油」または「エッセンシャルオイル」と書いてある
- 植物の学名(ラテン語の名前)が書いてある
- 抽出部位(花・葉など)と抽出方法、原産国が書いてある
- 光を通しにくい色つきのビンに入っている
「アロマオイル」としか書いていない商品は、香料でつくられていることがあります。商品名だけで決めずに、素材や成分の欄まで見るのがコツです。
もうひとつの目安が、日本アロマ環境協会(AEAJ)の「表示基準適合認定精油」です。ブランド名・品名・学名・抽出部分・抽出方法・原産国などの8つの情報と、使い方の注意がきちんと表示されている精油ブランドが認定されています。※6
ただし、認定されているのは表示であって、精油の品質を保証するものではありません。表示がそろっているかを見る目安として使いましょう。
信頼できる精油メーカーは?
はじめての1本なら生活の木やフレーバーライフ、香りにこだわりたくなったらフロリハナやプラナロムがおすすめです。生活の木・フレーバーライフ・フロリハナは、日本アロマ環境協会の表示基準適合認定精油のブランドにも入っています。※7
はじめての1本なら生活の木・フレーバーライフ
生活の木は、お店で香りを試せて、3mLの小さいサイズから買えます。※8
クリックすると楽天の商品ページに移動します
私も、アロマテラピー検定の勉強のときに生活の木の精油セットでいろいろな香りを試しました。その中で気に入った香りを、あらためて生活の木で買いました。
フレーバーライフは、通販で精油を買いやすいメーカーです。2026年10月時点で精油は140種類以上あり、直営店は東京と大阪にあります。近くにお店がない人には、公式通販が便利です。※9
品ぞろえの幅が広く、ラベンダーだけでもフランス産・ブルガリア産のほか、北海道上富良野町でとれた国産の「かみふらのラベンダー」(3mL)まであります。商品ページには学名・原産国・抽出方法・抽出部位と香りの特徴が載っているので、通販でも選びやすいです。※10
香りにこだわるならフロリハナ・プラナロム
精油に慣れてきたら、フロリハナやプラナロムも試してみてください。どちらも、私がスクールの先生から教えてもらったメーカーです。
フロリハナは、南フランスの蒸留所のブランドです。ロット(同じ時期につくった製品のまとまり)ごとに成分分析をしています。※11
クリックすると楽天の商品ページに移動します
私がフロリハナを知ったのは、先生がきっかけでした。私が使っていたころはシルバーの缶に入ったデザインで、インテリアとして置いておくだけでもうれしくなるほど気に入っていました。今はパッケージが新しくなっていますが、ミントは今もフロリハナのものが好きです。
フロリハナの精油は、こちらでも詳しく紹介しています。
プラナロムは、海外のプラナロム社の精油です。日本で輸入している健草医学舎が、輸入したロットすべてを日本でも検査しています。※12
ラベルには、学名や蒸留した部位に加えて、蒸留した年月、ロット番号、消費期限まで書かれています。成分の個性(ケモタイプ)が分かれる精油には、その表示もあります。どんな精油かを細かく知ってから選びたい人に向いていると思います。※13
香りごとにメーカーを選ぶのもおすすめ
メーカーを1つに決めずに、香りごとに選ぶのもおすすめです。同じ名前の精油でも、メーカーや産地がちがうと、香りがかなりちがうからです。
私の場合、ラベンダーは海外のものと国産のもので香りがだいぶちがうので、両方を持っていて、その日の気分で使い分けています。ミントはフロリハナ、というように、香りによってメーカーを変えることもあります。
香りのちがいは、ラベルの学名や原産国を見比べるとわかりやすくなります。気に入った香りがあったら、メーカー名と産地をメモしておくと、次に買うときに迷いません。
失敗しない精油の買い方
精油は、お店で香りを試してから買うのがいちばんです。通販で買うときは、まず定番の香りでメーカーの使い勝手を確かめてから、高い精油に進むと失敗が減ります。
お店では香りを試してから買う
お店では、テスターで香りを確かめてから買いましょう。写真や説明だけではわからない、自分の好みに合うかどうかが、その場でわかります。
テスターのビンに鼻を近づけすぎると、香りが強すぎて驚くことがあります。ビンを少し離して香るか、お店にある細長い紙(ムエット)につけてもらって確かめると、香りがわかりやすいです。
何本も続けて試すと、だんだん香りのちがいがわからなくなってきます。気になる香りを2〜3本にしぼって試すと、選びやすいと思います。
通販では定番の香りで使い勝手を確かめる
はじめてのメーカーを通販で買うなら、ラベンダーやオレンジのような定番の香りから試すのがおすすめです。香りだけでなく、ビンの使い勝手も一緒に確かめられます。
私も、通販ではまずベーシックな香りを買ってみて、キャップの開けやすさや、精油が1滴ずつきちんと出るかを見てから、少し高い精油を買うようにしています。ドロッパー(1滴ずつ出す中栓)は、メーカーによって出やすさがちがうんです。
定番の香りなら、ほかのメーカーのものと香りを比べやすいのもよいところです。そのメーカーの香りが自分に合うかを、手ごろな値段で確かめられますよ。
安いアロマオイルを加湿器に入れてもいい?
入れてよいかは、値段より加湿器しだいです。その加湿器にアロマオイルを入れてよいかを、取扱説明書で確かめてください。
アロマが使えない加湿器に精油やアロマオイルを入れると、故障の原因になることがあります。アロマに対応した加湿器なら、説明書に書かれた入れ方に合わせて使いましょう。
説明書にアロマのことが書いていないときは、加湿器には入れずに、アロマディフューザーやアロマストーンで香りを楽しむほうが安心です。
まとめ:アロマオイル・精油はどこで売ってる?使い方で選べば失敗しない
アロマオイルや精油は、アロマ専門店、雑貨店、ドラッグストア、ネット通販で買えます。
- はじめてなら、アロマ専門店で香りを試してから
- ディフューザーで香りを楽しむだけなら、雑貨店の精油やブレンドでも十分
- 肌に使う・高価な精油は、アロマ専門店や品質の情報を公開しているメーカーで
- 「精油」「エッセンシャルオイル」と学名・原産国が書いてあるものを選ぶ
- 通販なら、定番の香りでメーカーの使い勝手を確かめてから
出典:※1 生活の木「生活の木について」 ※2 ニトリネット「エッセンシャルオイル(ペパーミント 10mL)」・「アロマオイル(30mL)」 ※3 無印良品「エッセンシャルオイル」 ※4 日本アロマ環境協会「安全に楽しむために」 ※5 日本アロマ環境協会「アロマテラピーの楽しみ方」 ※6 日本アロマ環境協会「AEAJ表示基準適合精油認定制度」 ※7 日本アロマ環境協会「AEAJ表示基準適合認定精油」ブランドリスト ※8 生活の木「ラベンダー・フランス産(真正ラベンダー)精油」 ※9 フレーバーライフ「公式オンラインショップ」 ※10 フレーバーライフ「【和精油】かみふらのラベンダー」 ※11 フロリハナ「公式サイト」 ※12 健草医学舎「プラナロム社と健草医学舎の検査項目比較」 ※13 健草医学舎「精油ラベル表示の読み方」






