精油(エッセンシャルオイル)

【アロマテラピー】精油(エッセンシャルオイル)の紹介 ~柑橘編~

アイキャッチ(柑橘編)

こんにちは。mioです♪

前回の「お花編」に引き続き、今回もアロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)の種類についてご紹介させていただきたいと思います。

今回は、お馴染みの名前も多い「柑橘編」です

柑橘系の香りは、大人から子供、男性女性問わず、幅広い年代の方に親しまれている香りですので、アロマテラピー初心者の方や、男性の方にもとってもおすすめです^^

ただ、アロマテラピーで利用する際は、「光毒性」など、使用する際に注意しなければならない点もありますので、特性を正しく理解した上で、安全に楽しく使用していきましょうね!

では「柑橘編」の始まりです♪

柑橘系の精油(エッセンシャルオイル)の特徴と効果・効能

イメージ(柑橘)

柑橘系といえば、「オレンジ」や「レモン」など一般的に黄色やオレンジ色のものが多いですよね。

見た目のイメージと同じく、柑橘系の精油は、明るく元気な気分にさせてくれる香りが多いです♪

また、スキンケアとしては皮脂分泌を調節する作用がありますので、特に脂性肌に有益な効果をもたらしてくれます。

ダイエットに敏感な方であれば、「グレープフルーツ」の香りがダイエットにいいといった話題も聞いたことがあるかもしれませんね。

このように、爽やかで元気な香り以外にも、精油ごとに様々な効果をもたらしてくれますので、香りと効果、両方を楽しみながら利用していきましょう♪

ご紹介する精油は、以下の4種類!

  • オレンジ・スイート
  • グレープフルーツ ※
  • ベルガモット ※
  • レモン ※

光毒性について

「グレープフルーツ」「ベルガモット」「レモン」には光毒性をもつ成分(ベルガプテンなど)が含まれています。

これは、皮膚に精油を塗布した状態で、その部位に強い紫外線が当たると、色素沈着や炎症反応などの皮膚刺激が生じることです。

もちろん、個人差はありますが、安全のため、外出前や外出中などは、上記3種類の精油の使用は控えるようにしましょう

オレンジ・スイート ~特徴と効果・効能~

イメージ(オレンジ)

甘くフレッシュな元気の出る香り  大人にも子供にも大人気

オレンジの香りは、食品や飲料、化粧品や芳香剤・洗剤など日常の様々な商品に使われていますので、知名度バツグンですよね。

子供から大人まで、年齢問わず誰にも愛される香りだと思います♪

馴染みのある香りなので、アロマテラピーを初めて利用される方や、男性の方でも、抵抗感なく利用できるのもよい所です。

甘さとフレッシュさを兼ね備えた香りは、元気のないときに「よし!頑張ろう!」という気持ちを沸き起こしてくれる、私もとてもお気に入りの精油のひとつです^^v

また、先ほど「光毒性」のお話をしましたが、オレンジはその心配がないので、日中にトリートメントオイルとして、柑橘系の精油を使いたいという場合には、オレンジを使うとよいです。

リラックスして安眠したいとき、疲労やストレスでイライラしてしまうときに

オレンジの温かく甘みのある香りはリラックスや、気持ちを前向きにさせてくれる香りなので、このような時におすすめです。

  • 緊張状態が続き、眠りが浅いと感じるとき 
     ⇒気持ちをリラックスさせ、解放させてくれる

  • イライラして、自己否定の気持ちが沸きあがってくるとき 
     ⇒太陽のエネルギーを丸ごと取り込んだような、エネルギー溢れる香りで、前向きでポジティブな気持ちにさせてくれる

  • 窮屈な毎日で、何かを楽しむ気力がなくなっているとき 
     ⇒子供の頃から知っている香りを取り入れることで、無邪気な頃の気持ちや、生きる活力を与えてくれる

消化不良や冷え対策にもおすすめ

腸の運動を活発化させ、消化液の分泌を促進する作用があるので、消化不良や食欲不振などの不調にもおすすめです。

また、血行促進作用もあるので、冷えや肩こりなどにも役立ちます。

ニキビや毛穴が気になる脂性肌のケアにも

皮脂分泌の調節にも役立ってくれますので、ニキビや毛穴が気になるといったお肌のトラブルにも有効です。

私はこんな時に使っています

イメージ(太陽と青空)

普段から「ラベンダー」と並び、よく利用する精油です♪

何だか、いまいち元気が出ないなと感じる時や、疲れてネガティブな気持ちに傾いてきてしまったときに、オレンジの香りを取り入れることで、気持ちが明るくなり、シャキッとリセットされます♪

「もう一度頑張ってみよう」というポジティブな活力を与えてくれる、手放せない精油の一つです。

アロマテラピーを勉強し始めたときから、今に至るまで、常に私の傍で助けになってくれる、友達みたいな精油です

昔から知っている香りなので、いつ・どんな場所でも安心感を与えてくれることと、万人受けしやすい香りなので、旅行に持っていくことも多いです♪

使用時の注意点

柑橘系の精油は皮膚刺激が起こる場合があるので、高濃度にしないよう注意しましょう。

特に刺激を感じやすい敏感肌の方の場合は、通常よりも濃度を薄めにするようにしてくださいね。

グレープフルーツ ~特徴と効果・効能~

イメージ(グレープフルーツ)

果実そのもののフレッシュな香りでリフレッシュ 女性に嬉しいダイエット効果も

グレープフルーツの果実をギュッと絞ったような、フレッシュな香りで淀んだ気持ちを一気にリフレッシュさせてくれます♪

また、一時期ダイエットでも話題になりましたが、グレープフルーツの香りは交感神経を刺激して、脂肪分解を促進するという研究結果もあるそうです。

いい香りを楽しみながら、ダイエット効果も期待できるなんて、女性にとっては嬉しい限りですね

柑橘系の香りが好きだけど、甘すぎる香りはちょっと・・・という方には特におすすめです。

甘さ控えめの香りは、男性の方にもおすすめです♪

くよくよした気分になっているとき、ストレスで甘いものや、ご飯を食べ過ぎてしまうときに

重い心を軽くしてスッキリさせてくれる他、食欲を調節してくれる香りを持っているため、このような時におすすめです。

  • 落ち込んでくよくよして、考えすぎてしまうとき 
     ⇒新鮮な香りが、沈んだ空気と心を浄化して、スッキリさせてくれる

  • 日々のストレスで、暴飲暴食になりがちなとき 
     ⇒ストレスケアと食欲をコントロールしてくれる作用で、食べ過ぎてしまう状態をサポートしてくれる

脂肪の取りすぎや二日酔いにも

肝臓の働きを高め、胆汁の分泌を促す作用があるため、脂肪やアルココールの分解にも役立ってくれます。

二日酔いになってしまったときは、「ローズマリー」や「ペパーミント」と合わせて、利用するとすっきりした香りが吐き気を和らげてくれるので、おすすめです!

私もアルコールが残ってしまったな・・・と感じるときは、ずっと香りを嗅いでいます^^;

デオドラントスプレーにもおすすめ

デオドラント作用もあるので、スプレーやローションにして、汗が気になる時期などに使うのもとってもお勧めです。

同じくデオドラント作用のある「サイプレス」と合わせて利用すると、「グレープフルーツ」のフレッシュな香りと、「サイプレス」の少し辛味のあるシャキッとした香りが楽しめるので、いいですよ♪

ナチュラルな香りなので、市販のスプレーの強い香りが苦手という場合にも、使いやすいと思います♪

私はこんな時に使っています

イメージ(女性)

気分をシャキッとリフレッシュさせたいと感じたときに、よく利用します^^

甘みのあるオレンジと比べ、グレープフルーツは苦みがあり、よりスッキリ度が高いので、気分にあわせて使い分けています。

食べ過ぎで苦しかったり、二日酔いで怠いときには、「ペパーミント」と合わせるのが私の定番です。

個人的には、夏の暑さでバテ気味のときに、清涼感のある香りが心地よいので、暑い時期には使用頻度がグッと高くなります。

比較的安価で入手できますので、ぜひ定番の1本として、手元に置いておくと、様々なシーンで役立ってくれます

使用時の注意点

冒頭でも触れましたが、グレープフルーツ精油には光毒性をもつ成分が含まれています。

皮膚に精油を塗布した状態で、その部位に強い紫外線が当たると、色素沈着や炎症反応などの皮膚刺激が生じる可能性があります。

安全のため、外出前や外出中などは、使用は控えるようにしましょう。

また、光毒性以外にも、柑橘系の精油は皮膚刺激が起こる場合があるので、高濃度での使用は注意しましょう。

特に刺激を感じやすい敏感肌の方の場合は、通常よりも濃度を薄めにするようにしてくださいね。




ベルガモット ~特徴と効果・効能~

イメージ(ベルガモット)

甘さ控えめな爽やかで辛口の大人向け柑橘系  アールグレイの香りとしても有名

柑橘系の中でも、甘さ控えめで深みのある香りなので、大人向けの柑橘系としておすすめです。

紅茶がお好きな方は、「アールグレイの香り」と聞くとピンとくるのではないでしょうか?

ちなみに私は、アールグレイの香り=ベルガモットということは、アロマテラピーを勉強するまで、知りませんでした^^;
アールグレイはよく飲んでいるんですけどね (> <)

先にご紹介した「オレンジ」や「グレープフルーツ」が若々しいフレッシュさで一気に気分爽快にさせてくれるイメージだとすると、この「ベルガモット」は、爽やかでありながら、成熟した深みや気品も感じ取ることができ、ゆっくりと染みわたるようなイメージがあります。

まさに大人のための柑橘系として、様々なシーンにおすすめです♪

情緒不安定なとき、食欲不振・過食気味のときに

抑え込んでいる感情や不安を解消し、心を安定に導いてくれる香りなので、このような時におすすめです。

  • ハイテンションだったり、過度に落ち込んだりと情緒不安定なとき 
     ⇒気持ちを落ち着かせて、安定させる手助けをしてくれる

  • ストレスにより食欲がない、もしくは食べ過ぎてしまうとき 
     ⇒食欲をコントロールする脳の中枢に働きかけ、食欲のバランスを整える

  • ダイエットや禁煙をしたいとき 
     ⇒情緒を安定させる作用と食欲調整の働きがあるため、ダイエットや禁煙時のストレスケアにもおすすめ

ストレスによる胃腸の悩みに

心を落ち着かせる作用に加え、消化器系の働きを強めてくれる作用があるため、消化不良や便秘・下痢など、精神状態の現れやすい胃腸系のトラブルにも役立ってくれます。

消臭効果もあります

「グレープフルーツ」同様、デオドラント作用もあるので、スプレーやローションにするのもおすすめです。

キッチン用のスプレーとして利用するのも、爽やかな気分になるのでいいですよ♪

私はこんな時に使っています!

イメージ(女性)

忙しい毎日に疲れて、何だか元気が出ないなと感じるときに、リフレッシュとリラックスを両方叶えてくれる香りとして、とても重宝しています。

爽やかなだけではなく、フローラルさも感じる香りなので、優雅な気持ちになれる所もお気に入りです♪

私の家族は柑橘系が好きだけれども、甘い香りは苦手!という人が多いので、甘さ控えめな「ベルガモット」は家族人気No.1です

消臭効果もあるので、キッチン用のスプレーを作るときは、登場する機会がとても多いですよ。

使用時の注意点

ベルガモット精油には光毒性をもつ成分が含まれています。

皮膚に精油を塗布した状態で、その部位に強い紫外線が当たると、色素沈着や炎症反応などの皮膚刺激が生じる可能性があります。

安全のため、外出前や外出中などは、使用は控えるようにしましょう。

また、光毒性以外にも、柑橘系の精油は皮膚刺激が起こる場合があるので、高濃度での使用は注意しましょう。

特に刺激を感じやすい敏感肌の方の場合は、通常よりも濃度を薄めにするようにしてくださいね。

レモン ~特徴と効果・効能~

イメージ(レモン)

酸味のあるフレッシュさ溢れる香り  日常でもお馴染み

レモンは、皆さんよくご存知の香りですよね^^

酸味のある、突き抜けるようなフレッシュで爽快な香りは、リフレッシュ効果抜群です!

香り以外にも、昔は感染症の対策に使われていたこともあり、抗菌作用の面でも有益な精油なんですよ♪

集中力がなく頭がぼーっとするとき、すぐにリフレッシュしたいとき

シャキッと爽快な香りが脳を刺激し、リフレッシュさせてくれるので、このような時におすすめです。

  • 集中力がなく、頭がぼーっとしてしまうとき 
     ⇒酸味のある爽快な香りで、脳を刺激し集中力を取り戻す手助けをしてくれる

  • 長時間の作業で、気怠さと眠気を感じるとき 
     ⇒リフレッシュ効果の高い香りで、気怠さや眠気を取り去って、意欲を高めてくれる

  • 一日の始まりに 
     ⇒スッキリと爽やかな香りで、1日を快適に始めるサポートをしてくれる

風邪やインフルエンザ対策、二日酔いや乗り物酔いにも

抗菌作用にも優れているので、空気の浄化にも役立ってくれます。

また、白血球を活性化する働きもあるといわれているので、風邪やインフルエンザが流行する季節に、免疫力を高めるという意味でも、心強い味方になってくれます。

その他にも、吐き気を感じるときには、スッキリとした香りで症状を和らげてくれますので、二日酔いや乗り物酔い対策としても、利用できますよ。

その時は「ペパーミント」と合わせて使うと、スッキリ度がさらにUPするので、先ほどの「グレープフルーツ」と同じく、二日酔いのときは、本当に助かってま~す^^;

私はこんな時に使っています

イメージ(レモン)

長時間パソコンに向かっているときなど、目の奥や頭がぼーっとして朦朧としたときに、「ペパーミント」と合わせて使用することが多いです。

軽いストレッチと合わせて、香りを嗅ぐだけでも、だいぶスッキリして、気持ちを切り替えることができるので、ぜひ試してみてくださいね♪

また、休日の朝、何となくダラダラしてしまうときも、レモンの香りを利用すると、目が覚めて活動的になれるので、朝の始まりにもおすすめです♪

使用時の注意点

レモンの精油には光毒性をもつ成分が含まれています。

皮膚に精油を塗布した状態で、その部位に強い紫外線が当たると、色素沈着や炎症反応などの皮膚刺激が生じる可能性があります。

安全のため、外出前や外出中などは、使用は控えるようにしましょう。

また、光毒性以外にも、柑橘系の精油は皮膚刺激が起こる場合があるので、高濃度での使用は注意しましょう。

特に刺激を感じやすい敏感肌の方の場合は、通常よりも濃度を薄めにするようにしてくださいね。

今回のまとめ

いかがでしたか?

今回は、柑橘系の精油4つをご紹介させていただきました^^

香りも名前も有名なものが多いですが、アロマテラピーとして、特徴や効果を見てみると、普段とは違った視点で見れますので、面白いですよね♪

同じ柑橘系でも、甘さのある香りから、大人向けの香りまで、特徴のある香りが揃っていますので、お好みや気分に合わせて、使い分けてみてくださいね。

使いやすい香りなので、ご家族みんなで楽しんでいただくのもいいですね♪

選ぶ際の参考にしていただけると嬉しいです

次回は「ラベンダー」などを含む「ハーブ編」について、触れていきたいと思います。

ハーブ系は、まさにアロマテラピーっぽい香りがいっぱいですので、次回もぜひ見ていただければと思います♪

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