こんにちは。mioです♪
今回も引き続き、アロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)の種類をご紹介させていただきたいと思います^^
今回は「お花編②」です。
▽▼▽ 前回の「お花編①」はこちら ▽▼▽

3つの精油について、ご紹介させていただきます。
- ジャスミン
- ネロリ
- ローズオットー
お花系の精油(エッセンシャルオイル)の特徴と効果・効能
ジャスミン ~特徴と効果・効能~

濃厚で甘いフローラルな香り 香水や石けんなど香料としても有名
ジャスミンティーなどの飲料や、芳香剤など身近な商品でも多く使われているので、アロマテラピー以外でもご存知の方が多いのではないでしょうか?
まさにフローラル といった、強く華やかな香りが特徴です。
欲求不満でどこか満たされない気持ち、精神的に不安定なときに
パワフルで華やかでエネルギーに満ちた香りは、高揚感や多幸感を与えてくれるので、このような時におすすめです。
- 欲求が満たされず、どこか空虚な気持ちのとき
⇒欠けた気持ちを満たし、自信を持って行動することをサポートしてくれる - 精神が不安定で、うつ状態になってしまいそうなとき
⇒高揚感を与え、無気力な状態から引き上げる手助けをしてくれる - 疲労やストレスでエネルギーが枯渇してしまったとき
⇒華やかでパワフルなお花の香りで、元気になるサポートをしてくれる
私はこんな時に使っています!

元気がない時に、フローラルな香りが使いたいなと思ったときに、よく利用しています。
イランイランは濃厚でしっとり、セクシーな香りのイメージですが、ジャスミンはエネルギッシュで華やかで、セクシーさもある香りだと思います。
女性心をばっちり満たしてくれます
使用時の注意点
ジャスミンは、とても香りの強い精油です。
少量で使用するようにしてください。
また、分娩促進作用がありますので、妊娠中の方は使用を避けてくださいね。
妊娠中はNGですが、分娩をスムーズにする作用から、出産直前に使用するケースは多いです。また、産後の抑うつには有効的ですので、取り入れてみてください。
ネロリ ~特徴と効果・効能~

希少価値の高い香りとして古来より崇められた香り 甘さの奥に苦みとグリーンさが漂う
ネロリは「ビターオレンジ」という木に咲く花から抽出する香りです。
17世紀後半にイタリアのネロラ公国の王妃マリー・アンヌが好んで、手袋やハンカチの香りづけに使用したと言われており、とても高雅な香りです。
他の精油と比較し、精油の値段もお高めですが、1㎏の精油を抽出するために、およそ2~3tもの花びらが必要と言われています。抽出量からみても、希少価値が高いのも納得ですね。
香水に利用されることも多く、甘くフローラルな香りの中に苦みと青々しさを感じる、包みこんでくれるような芳しい香りです
心の疲労や、ストレスが続き感情的に不安定になっているとき
安らぎを取り戻し、回復させてくれるとともに、自律神経のバランスを整える作用から、このような時におすすめです。
- 仕事やライフスタイルが起因で、消耗してしまったとき
⇒安らぎを与え、現実を受け入れつつ、回復する手助けをしてくれる - 自律神経のバランスが乱れ、心身に不調が現れているとき
⇒自律神経のバランスを整え、本来の健康を取り戻すサポートをしてくれる - 感受性が強く、感情的に不安定になりがちなとき
⇒心に安心感と強さをもたらしてくれる
ストレス性の胃痛や便秘などにもおすすめ
神経に対し強壮作用のある成分を含んでいるため、ストレスに起因する痛みや消化器系の不調、不眠や動悸などにも役立ちます。
スキンケアにも
皮膚の新陳代謝を促す作用にも優れているため、スキンケアにもお勧めです。
あらゆる肌質に使用できますが、特に老化肌や敏感肌にお勧めです。
私はこんな時に使っています!

スキンケアに有効的な精油なので、ホホバ油やマカダミアナッツ油で希釈してトリートメントオイルを作り、顔を優しくマッサージしています^^
香りに癒されながら、肌質改善もできるのでよいですよ~
もちろん、香りだけで楽しむこともありますが、それなりのお値段を考えると、一度にいろいろな効果を得たいですからね~。
無駄遣いはできない精油なので、ここぞというときに使います(笑)
ローズオットー ~特徴と効果・効能~

気品溢れる優雅な香り 香りの女王と評される、お花の代表格
バラの花といえば、優雅で高貴なイメージがあり、花の中でも最も有名な花ですね。
バラは数多くの品種が存在しますが、ローズオットーの原料となるバラの品種は「ダマスクローズ」です。
抽出方法にもよりますが、1㎏の花びらから、およそ 0.1ml ~ 0.2ml 程度しか抽出できない、とても貴重な精油なのです。
通常、精油の1滴の量は 0.05ml ですので、花びらを1㎏集めてもたったの2滴分にしかならないなんて、すごいですよね (゚o゚*)!!!
高価な理由にも納得です。
また、ローズの香りは化粧品などにも多く使われていますが、実はローズの香りの成分は、そのほとんどがまだ解明されていないのです。
合成のローズの香りは、純粋なローズに含まれる成分のほんの数%の部分のみで作られており、純粋なローズの香りを再現することは現状不可能と言われています。
なので、私も初めて純粋なローズの香りを体験したとき「何だか思っていた香りじゃない!?これが本物なんだ!」という印象を受けました。
今まで合成の香りしか、知らなかったんです^^;
人間の手で作り出すことができないなんて、本当に神秘的な香りですよね~
つらいときや寂しいとき、ネガティブな感情が心を支配しているときに
愛情と気高さ溢れる香りは、心を癒し、幸福感を与えてくれるので、このような時におすすめです。
- つらいときや寂しいとき
⇒優しく愛情あふれる香りで包み込みながら、心を癒してくれる - ネガティブ感情で心が支配されているとき
⇒起きてしまった現実を受け止めた上で、ネガティブな感情を浄化してくれる - 女性としての魅力を高めたいとき
⇒愛と美の象徴として、女性としての本能や魅力を高める手助けをしてくれる
月経や更年期など、女性のお悩みにも
生殖器系に対する強壮作用やホルモンバランスを整えてくれる作用があるため、一生を通じて、女性の不調改善に役立ってくれます。
愛情や美を象徴する花の力で、心と身体の両方を癒してくれる精油です。
スキンケアにもおすすめ
皮膚の弾力や潤いを取り戻すことに役立ちます。
また、炎症を静め、毛細血管を強化するので赤みのある肌にもいいですよ。
香りの効果と、肌への効果、両方の効果が期待できますので、フェイシャルトリートメントは特におすすめです
私はこんな時に使っています!

高価な精油ということもあり、ネロリ同様、自分へのご褒美♪という感じで使います。
本当は毎日使いたいんですけどね・・・^^;
寝不足やストレスで肌がダメージを受けているときに、ネロリとローズオットーをその日の気分に合わせて、使い分けています。
やっぱりローズの優雅な香りは、本能に直結しているという感じがして、心も身体も女子力が大幅アップする気持ちがしてお気に入りです
使用時の注意点
香りの強い精油のため、少量で使用するようにしてください。
1滴でも十分な香りです^^
また、月経を促す作用もありますので、妊娠初期の方の利用は避けてくださいね。
今回のまとめ
お花編は以上となります!
前回と合わせて、全部で6つの精油をご紹介しました♪
お花の精油は、高価なイメージがありますが、何㎏もの花びらから、数mlしか取れないということを考えると、貴重だということが良く分かりますよね。
1㎏の花びらって、想像できますか?
私は人生でそんな花に囲まれた経験がないので、正直イメージが難しいです。一度でいいから誰かくれないかな・・・(笑)
「ネロリ」や「ローズオットー」は普段使いは難しいかもしれませんが、自分へのご褒美や、特別な心のケアとして取り入れるのも、おすすめですよ♪
お花編①の冒頭でも触れましたが、お花の精油って、植物の機能から見ても生殖器の役割を果たしていることから、私たち人間にとっても、その面で恩恵を受けられることは、嬉しいことですよね。
植物と人間とのつながりを感じます^^
精油の種類は、まだまだ多くの種類がありますが、何を選ぼうかな?と思ったときに、「お花の精油にはこんな種類があったな~」と、思い出すひとつのきっかけにしていただけたら、幸いです
アロマの世界をぜひ楽しんでいってくださいね。
そして次回は、「柑橘編」の精油のご紹介をしたいと思いますので、興味をもってくだった方は、ぜひこちらも見てくださいね~!