アロマの知識

アロマテラピーに必要なものは?精油(エッセンシャルオイル)とは何?

精油ビンの絵

こんにちは。mioです♪

前回はアロマテラピーそのものの意味と、私自身のアロマの世界との出会いについてお話させて頂きました。

「アロマテラピーに興味が出てきたけれど、何をしたらよいか分からない」という方のために、今回はアロマテラピーを実際に楽しんでいくために必要なものについてご紹介させていただきますね。

何事もまずは使ってみて実感することが一番ですからね~^^

アロマテラピーに必要なものは?

精油ビン

アロマテラピーを利用するために必要なものは

「精油(エッセンシャルオイル)」です!

以上です!

 

・・・・・え?それだけ?

と思われる方もたくさんいらっしゃる事と思います。そうですよね。

もちろん、「アロマディフューザー」で香りを楽しむことや、「植物性オイル」や「粗塩」などと組み合わせることで、さらに幅広い楽しみ方もできます。

でもアロマテラピーに興味を持って下さり、とりあえず試してみようかな?と思って下さった場合は、あまり難しく考えずに、先ずは

「精油(エッセンシャルオイル)」を準備
 ⇒ティッシュペーパーに2~3滴垂らす
⇒香りを楽しむ♪

これだけで十分アロマテラピーです♪

香りを嗅いで「いい香りだな~」とか「気持ちがシャキッとしてきたぞ!」など、先ずは香りを体験していただきたいなと思います。

では、準備する「精油(エッセンシャルオイル)」とはどのようなものか?について、詳しく説明していきますね。

精油(エッセンシャルオイル)とは?

精油は100%天然素材

アロマテラピーに必要不可欠な精油とは、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した100%天然の素材です。

各植物の有効成分や香り成分を高濃度に含んでいます。

花だったり、葉っぱだったりするのは、植物によって、抽出する部位が異なるということです。

何だか精油を言葉で表現すると、とたんにお勉強モードになってしまいますが、難しくないので大丈夫ですよ!

例えば「オレンジ」をイメージしてみて下さい。
オレンジの皮っていい香りがしますよね?

オレンジ

そう、「オレンジ」の場合は、「果皮」から有効成分を抽出しているのです。

ちなみに、アロマテラピーの世界では「オレンジ」のことを正式には「オレンジ・スイート」という名称で呼びます。
(原料がスイートオレンジという植物だからです。)

精油を買うときには、そちらの名前で探してみて下さいね。

 

他にも「果皮」から抽出する精油には、「レモン」や「グレープフルーツ」などもあります。
こちらもアロマテラピーの世界に関わらず、香りのイメージがしやすいものだと思います。

後は、分かりやすいものですと、「ローズ」も有名ですよね。
バラの花の香りもイメージしやすいのではないでしょうか?

こちらの抽出部位は「花」です。バラ

どうでしょうか?
言葉で表現すると難しく感じてしまいますが、このように身近な香りで考えてみると、理解しやすいと思います。

「オレンジ」、「レモン」、「グレープフルーツ」、「ローズ」もう既に4種類もマスターしちゃいましたね!

「ローズ」については、実はさらに種類が分かれるのですが、そちらについては各精油の詳細の方で、詳しくご説明したいと思います。

まずは、アロマテラピーって結構身近な香りがたくさんあるんだな、ということを知っていただけると嬉しいです。

アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)は何が違うの?

実際に商品などを見てみると、「アロマオイル」と書いてあったり、「精油(エッセンシャルオイル)」となっていたり、何が違うのか戸惑うことがあると思います。

私も最初は「アロマオイル」という言葉の方しか知りませんでした。
アロマって言葉も入っていますものね。

でも、両者は同じものではないので、ご注意くださいね。

  • 精油(エッセンシャルオイル)
     ⇒ 100%植物に由来する天然素材
  • アロマオイル
     ⇒精油(エッセンシャルオイル)以外に、合成香料やアルコール、植物油や鉱物油などが含まれているもの(アロマテラピーでは使用しません。)

 100%天然か、他の成分も入っているのか?という違いがあるのですね。

もちろん、アロマオイルだから一概にNGということではないです。
芳香剤や柔軟剤などでも多く利用されていますし、香りを楽しむという用途でたくさん利用されていると思います。

ただ、アロマテラピーでは香り以外にも、植物が持つ有効成分で心身によい作用をもたらすという観点で、精油(エッセンシャルオイル)を用いることになっています。

どちらが良い、悪いではなくて、両者の違いを知った上で、判断することが大切ですね^^

ちなみに、当サイトは「アロマテラピー」の紹介ですので、「アロマオイル」ではなく、「精油(エッセンシャルオイル)」を利用することを前提とさせていただきます。

精油(エッセンシャルオイル)は100%天然素材だから安全?

精油(エッセンシャルオイル)は100%天然素材のものです。
植物の成分をギュッと濃縮したものなので、有効性も高いです。

でも、100%天然素材だから、誰にとっても100%安全かというとそうではないのです。

食べ物で考えてみた場合、例えば「卵」や「牛乳」といった食品でアレルギー反応が出る方もいらっしゃるかと思います。

他にも、自分にとっては、ある食品を口にすると痒くなったり、炎症が出たりと、個人の体質により合わないものが存在します。

私の場合ですと、特に化粧品については、合わないものを使った場合、湿疹や炎症を起こしたりすることもありました。

もちろん、その化粧品自体に問題はなく、口コミでも高評価のものでしたので、やはり自分の体質により合わないものがある。ということなのです。

精油(エッセンシャルオイル)も同じです。

人によっては、特定の植物の成分が合わず、炎症やその他症状を起こす可能性もあり得ます

アロマテラピーでは利用方法として、香りを楽しむこと以外にも、お風呂に入れたり、植物油で希釈して肌に塗布するという使い方もあります。

特に肌に直接触れる場合は、敏感肌や化粧品で合わないものが多いなど自覚されている症状があるようでしたら、希釈濃度を通常の基準よりさらに薄めにしたり、事前にパッチテストを行うなど、安全に利用していきましょうね。

天然の成分だから誰にとっても安全でしょという認識ではなく、個々人の体質により上記のような症状が出る可能性もあるということも知っておくことが大切です。

基本的には、安全に配慮し精油(エッセンシャルオイル)を植物油で希釈してトリートメントオイルを作る場合、『濃度は1%以下』にすることとなっています。

決して高濃度ではありませんが、肌に付けるものに反応しやすいという方であれば、0.5%などさらに薄い濃度から試していきましょう。

精油(エッセンシャルオイル)を正しく理解して、安全に利用していきましょう^^

今回のまとめ

何となく、精油(エッセンシャルオイル)というものが何なのか、についてイメージいただけましたでしょうか?

巷では精油(エッセンシャルオイル)やアロマオイルなど様々な商品がたくさんあります。

多くの商品があるので、何を選べばよいのか?どこに違いがあるのかが分からず、何となく値段が安いものを選択してしまうということがないよう、情報を知った上で、自分に必要なものを判断していけるとよいですよね。

精油のイメージが掴めたところで、次回からは今回ご紹介した柑橘系の精油を含め、精油の種類についてお話させていただこうかなと思っています。

初めて聞く名前もあるかと思いますが、いろいろな香りを知るきっかけにしていただきたいなと思います

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