こんにちは。mioです♪
精油(エッセンシャルオイル)紹介もいよいよ最後の回になりました (*^◇^) /
これまでに「お花」「柑橘」「ハーブ」「葉っぱ」「木・樹脂」といろいろな精油が出てきましたが、今回ご紹介する2つの精油はその分類とは少し違うかなと思ったので、あえて「その他編」として分けることにしました。
どちらも、独特の個性あるメンバーですので、私自身アロマテラピーを知っていても、中々使いこなすレベルには至っていないので、使う幅を広げたいな~と模索しているところです。
他の精油との相乗効果をもたらし、楽しみの幅を広げてくれる精油たちですので、こんな精油もあるんだ!という感じでみていただきたいなと思います^^
では、さっそく紹介させていただきます♪
今回ご紹介する精油(エッセンシャルオイル)
今回は2つの精油をご紹介します!
どちらも個性いっぱいの精油ですよ。
- ベチバー
- ブラックペッパー
ベチバー ~特徴と効果・効能~

土のような重厚なオリエンタル調の香り 香水のベースノートにも
ベチバー精油は植物の「根」から採取します。
今までにご紹介した精油は、果皮や花、葉、樹脂などから採取するものだったので、「根」というのは珍しいですよね。
そうそう、そんな特徴を持っているので、アロマテラピー検定ではよく出題されます。他と異なる性質って、どんなジャンルでも試験に出しやすいですものね。検定を受けてみようかなと思われる方は、とりあえず、今ここでインプットしちゃいましょう!
「根」から採取することもあり、香りは土のような、とても重みのある香りです。ベースノートとして香水にもよく利用されています。
作用としては、「根っこ」のイメージで思い浮かぶ通り、グラウンディング効果が高い精油です。
「静けさの精油」「静寂の精油」なんて呼ばれたりもするそうですよ。
イライラ・ピリピリして攻撃的なときに、精神が不安定になっているときに
土のような安定感ある香りは、心を鎮め、静けさを取り戻してくれるので、このような時におすすめです。
- イライラ・ピリピリ感情が高ぶっているとき
⇒静かな大地の香りが、熱を持ちすぎた心を穏やかに冷まし、冷静さを取り戻す手助けをしてくれる - 不安や緊張、考えすぎなどで不安定な気持ちのとき
⇒頭で過剰に考えすぎず、地に足をつけて物事を見据え冷静な判断を行う手助けをしてくれる
消化不良やストレスによる胃炎、筋肉痛、免疫が低下しているときにも
胃腸の働きをサポートしてくれるので、消化不良や神経性の胃炎などに役立ってくれます。
また、ゆるやかに血行を促す作用もあるので、筋肉痛やリウマチに用いることもあります。
植物にとって栄養を与える役割を担う「根」から抽出することもあり、身体を滋養、回復に導いてくれるので、免疫が低下している場合にも有効ですよ。
私はこんな時に使っています

重厚な土の香りなので、単体で使うことは少なく、ブレンドして使うことがほとんどです。
香りが好きな方は、もちろん単品使いでもOKですよ♪
ブレンドする場合は、柑橘系やお花系の甘い香りはもちろん、「クラリセージ」や「イランイラン」など、少し癖のある香りとブレンドするとお互いの癖が調和して、深みのある香りになりますよ。
特に「イランイラン」との組み合わせは、オリエンタル感満載で、東南アジアなど、まるで異国の地を感じさせるような空気になりますv
自宅でプチ旅行気分ですね♪
香りが強い精油同士なので、大量に使用すると気分が悪くなってしまう場合があります。必ず少量で使用するようにしてくださいね。
1滴ずつでも十分なくらいかと思います。
少ない量から調節しましょう。
同じく土のような香りでベースノートの香りとしては、「パチュリ」がありますが、ここの使い分けについては、その日の気分や香りの好みで選んでいます ^^
他にも「☆占星術☆」の要素も加えて選択してみることもあります♪
アロマテラピーの原料、つまり植物って、古来より「西洋占星術」との結びつきが強く、昔からたくさん研究されてきています。
占星術とのつながりを見ると、さらに選択の視点が広がって本当に楽しいのです。自分の生まれ持った性質、その時々の惑星の配置に沿ったパワーを精油を通して取り入れる、なんて面白くないですか?
ちなみに「ベチバー」は土星、「パチュリ」は冥王星との結びつきがあります。(書籍により見解が異なる可能性もあります。)
なので、自分のホロスコープや現在の星回りなどと合わせて選択してみる、なんていう楽しみ方も一つの方法かと思います♪
香りと作用以外の視点もあるんだな~という感じでとらえていただければと思います^^
そのあたりのお話はまた、別の機会にまとめようと思います♪
使用時の注意点
香りの強い精油なので、少量で使用するようにしてください。
また、妊娠初期の方は利用を控えてくださいね。
(妊娠中期・後期の方も、利用の際は体調に十分注意してください。)
ブラックペッパー ~特徴と効果・効能~

お馴染みの黒コショウの香り ピリッとスパイシーな香りで心と身体にエネルギーを
ブラックペッパーの香りといえば、ピリッと刺激的なあのお馴染みの香辛料の香りです。
精油になっても、本当にそのままの香りです。
アロマテラピーってラベンダーに代表されるような、全体的に癒し系のイメージがありますが、実はブラックペッパーのようなスパイシーな香りもあるんですよ~^^
他にもスパイシーな香りとして「ジンジャー」「クローブ」「コリアンダー」などもありますよ♪
スパイス系のピリッと刺激的な香りを嗅ぐと、心と身体が熱くなって活が入るような、そんなイメージです。
特に冬場の寒い時期には、お風呂はもちろん、足浴に使うと香りの効果がプラスされて、とっても身体が温まりますよ。
心と身体に気力を与えてくれる、そんな、ブラックペッパーの魅力について見ていきましょう!
無気力や無関心で何事にも興味が持てないとき、心が弱っているとき
心に刺激を与え、活性化させてくれる香りを持っているため、このような時にお勧めです。
- 無気力や無関心で何事にも興味が持てないとき
⇒心に活力を与え、感受性を取り戻す手助けをしてくれる - 疲労が蓄積し、心身ともに弱っているとき
⇒心身を温めてスタミナを与え、気力回復のサポートをしてくれる
消化不良や便秘・お腹の張り、冷え、ダイエットにも
胃腸の働きを活性化し、消化液の分泌を促してくれるので、消化不良や便秘、腸内にガスが溜まり膨満感を感じるときにおすすめです。
特に「オレンジ」など柑橘系の精油との相性がよいですよ♪
また、温める作用が強いので、冷えなどにも役立ってくれます。
足先など冷たくなっている部分に、トリートメントオイルを塗布したり、洗面器やバケツにお湯を張り、精油を1~2滴垂らして、足をつける足浴は温める効果がUPしますので、おすすめです^^
新陳代謝UPや脂肪の燃焼をサポートしてくれるので、もちろんダイエットに取り入れるのもいいですね♪
私はこんな時に使っています!

普段はリラックスを求めることが多い私ですが、やりたいことがたくさんあるのに、身体がついてこない(><)!
というときには、「ブラックペッパー」や「ジンジャー」など、スパイス系で活を入れます!
ただ、単品だと本当にコショウや生姜の香りそのもの!なので、「ローズ」「ジャスミン」「イランイラン」「オレンジ」など、華やかなお花系か、フレッシュな柑橘系とブレンドして使うことがほとんどです。
お花系の場合は、優雅で華やかに。柑橘系の場合は、元気いっぱいに。そして、そこにピリッと刺激が加わり、スタミナチャージも。
という感じで、意外に使える精油なんです♪
冬場はもっぱら足浴ですね~(*´ο`*)
冷えでむくみも気になるので、「サイプレス」「ジュニパーベリー」でデトックスもしつつ、とにかく寒いので、そこにスパイス系を加えると身体がポカポカして温まります♪
ぜひ試してみてください (*^-^)
料理でもアロマテラピーでも、スパイスのエッセンスが加わるといつもの料理や香りが変化して、マンネリ解消にもなりますので、何となくいつも同じ香りばっかり使っちゃうな~と思った場合は、こんな刺激も取り入れてみてくださいませ♪
使用時の注意点
香りや刺激の強い精油のため、少量で使用するようにしてください。
また、妊娠初期の方は利用を控えてくださいね。
(妊娠中期・後期の方も、利用の際は体調に十分注意してください。)
今回のまとめ
「ベチバー」「ブラックペッパー」どちらも個性的な精油ですよね。
香りの癖や強さから、単品で利用することは少ないかもしれませんが、ブレンド時に威力を発揮してくれる精油です。
普段よく使う精油をちょっと変化させたいときに、重みや刺激のある香りを取り入れるだけで、新しい発見があるので、いろいろ試してみてくださいね^^
ちなみに「ベチバー」も「ブラックペッパー」も香りが強いので、くれぐれも使用量に注意してくださいね。
芳香浴であれば、基本は1滴でいいと思います。
多くても3滴くらいまでに留めておきましょう。
個性のある精油も取り入れながら、楽しみの幅を広げていきましょう♪