こんにちは。mioです。
今回は、精油(エッセンシャルオイル)のブレンド方法について、お話していこうと思います。
精油を何種類か揃えても、何となくいつも同じ香りばかり使ってしまったり、使い切れずに余ってしまうことって結構ありませんか?
そんな時、精油をブレンドして使えると、いろんな精油を満遍なく使えるし、香りのバリエーションも広がってとても楽しいですよ♪
私は自分オリジナルの香りを試してみるのが大好きなので、いつもいろいろ実験しています。
ということで、今回は初心者さんでも気軽rにブレンドを楽しめるように、ブレンドの方法についてご紹介していきますね~^^
Contents
精油のブレンドとは?

精油のブレンドとは、種類の異なる精油を2種類以上混ぜて使うことです。
店頭では、睡眠用、リラックス用、リフレッシュ用など、シーンに合わせて複数の精油をブレンドした状態の精油も多く売られていますよね。
もちろん、既成のものを購入するのも良いですが、せっかくいろんな種類の精油が手元にあるなら、自分オリジナルの香りを楽しみたいですね。
試しているうちに、自分のお気に入りの組み合わせも、きっと見つかると思いますよ!
精油ブレンドって難しそう 初心者には無理?
ブレンドしてみたい!と思っても、実際やろうとすると
となると思います。
私も初めは何と何を組み合わせたらいいのかさっぱり分からず、精油の種類も多いので、あれこれ考えるのが面倒になって、結局単品で使ってしまうことも😅
アロマをよく使っている方に聞いてみても、「好きなもの同士をブレンドしてみればいいよ!」と言われましたが、当時アロマを使い始めたばかりの初心者の自分にとっては、自由なのが一番困るとハードルの高さを感じていました。
とりあえず何か基準になるようなものがあればいいのになぁ、そうしたらそれを軸にもっと簡単にブレンドを楽しめるのにと思っていました。
いろいろと調べていく内に、まずは、香りの系統と相性を知ること、そして、シンプルに2種類の精油のブレンドから試してみるのがいい、ということを知りました。
私自身、ブレンドをとても難しく考えすぎていたのだと思います。
香水のように何種類も混ぜないといけないような気もしていました。
でも、初心者がいきなり香水のような複雑な香りを作るなんて、難しくて当たり前ですよね。
アロマを長く使っていても、ブレンドを極めたプロでなければ、複雑なブレンドなんて、なかなかできません。
香りのグループ(系統)を知って、まずは2種類でOKと簡単に考えてみたら、気軽にブレンドを楽しめるようになりました。
初心者さんでも気軽に試せますので、まずはここから初めてみましょう
精油ブレンドの相性・方法は?系統を知ることが上達のコツ
精油ブレンドを始める方法はこちら!
- まずは2種類のブレンドから
- 香りの系統を知る
- 系統同士の相性を知る
精油は香りの特徴によって、いくつかの系統に分けることができます。
香りの系統って何?と思うかもしれませんが、大丈夫です。
以下で詳しく説明していきますね。
香りの系統がどのようなものかを知って、その上で相性のよい系統同士をブレンドしてみる、というのが一番シンプルな方法です。
系統という指針があれば、簡単にチャレンジできます!
では、さっそく香りの系統から見ていきましょう♪
精油ブレンド上達への道① ~香りの系統とは~
精油の香りの系統とは、似たような香りをまとめて、大きく7つに分類したものです。
例えば、オレンジやレモンは柑橘系の香りというのは、イメージが付きやすいと思います。

7つの分類と対応する精油例をまとめてみました。
- お花系
カモミール、ジャスミン、ネロリ、ローズ、ラベンダー、ゼラニウム - 柑橘系
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、レモングラス、メリッサ - ハーブ系
ローズマリー、スイートマジョラム、クラリセージ、ペパーミント - 樹木系
ティートリー、ユーカリ、サイプレス、ジュニパーベリー - スパイス系
ブラックペッパー、シナモン、ジンジャー - 樹脂系
フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ - オリエンタル系
イランイラン、パチュリ、サンダルウッド、ベチバー
別の記事で精油の種類についてお話をしていますが、その時は原料の植物を元に分類したので、ラベンダーやゼラニウムはハーブ系としていました。
今回は香りの系統なので、ラベンダーやゼラニウムはフローラル系の香りを持っているので、ジャスミンやネロリなどと同じフローラル系としています。
同じように、レモングラスやメリッサも植物自体は柑橘系ではありませんが、香りはどちらもレモンのような香りなので、香りの分類としては柑橘系としています。
お花や柑橘などはイメージが付きやすいと思いますが、オリエンタル系ってちょっとイメージが沸きにくいですよね。
オリエンタル系は、東南アジアや中東を思わせるエキゾチックでセクシーな雰囲気の香りと思ってもらうとよいかと思います。
イランイランやパチュリなど、個性的な香りを持つ精油たちが揃っています。
香りの系統について、まずは、香りを大きく7つに分けるとこんな感じなんだなーと思っていただければOKです😊
精油ブレンド上達への道② ~香りの相性とは~
香りの系統が分かれば、後は簡単!
系統同士で相性を見てみましょう!
相性が良いのは以下の系統です。
- 同じ系統
- 隣同士の系統

例えば柑橘系のオレンジをベースにブレンドしたいなと思ったら、同じ系統なら柑橘系のレモンやベルガモット、隣の系統であれば、お花系のネロリやジャスミン、もしくはハーブ系のローズマリーやペパーミントなどです。
隣同士の系統なら一気に雰囲気も変わって新たな発見があると思います!
2種類ブレンドした時の香りを試しながら、どんな香りが自分の好みかを探してみましょう♪
精油ブレンド上達への道③ ~慣れてきたら3種類以上も~
上でご紹介した、同じ系統や隣の系統同士は、相性が良くて、選びやすい組み合わせですが、もちろん、それ以外を混ぜたらダメなんてことはありません。
例えば、離れた系統だと、柑橘系のオレンジに、スパイス系のジンジャーやシナモンの組合せもいい香りですし、さらに樹脂系のベンゾインを加えると、まるでお菓子のような香りで冬なんかにとてもピッタリな香りになります♪
なので、決して隣以外の系統とのブレンドはNGなんてことはありませんよ。
香りを系統ごとに分けると、同じ系統や隣同士の系統は、組み合わせやすいのですが、系統が離れていても相性の良いものもたくさんあります。
ただ、いきなり方針もなくブレンドするのは悩んでしまうと思うので、まずは同じ系統、隣の系統、慣れてきたら、この2種類の組み合わせをベースに離れた別系統をアクセントに加えて3種類にしてみるなど、少しずつ幅を広げていってみてください。
ブレンドって何だか難しそうだな、とか、どれを混ぜたらよいか全然分からない!といった場合は、まずシンプルなところから始めると分かりやすいので、オススメです♪
私も最初に何が何だか全然分からなかったときは、この組み合わせに沿って、やってみました。
2種類でもいろんな組み合わせができるので、楽しいですよ♪
今回のまとめ

ブレンドってハードル高い・・・と感じるかもしれませんが、香りの系統を知って、相性の良い組み合わせで混ぜるだけなら、気軽に試せるのではないかなと思います。
せっかく、リラックスやリフレッシュしたいのに、何を混ぜようかで、あれこれ悩んでしまっては、もったいないですよね。
なので、最初にベースを1つ決めて、それに合う系統を混ぜれば、毎日いろんな香りを試せるし、自分の好みも分かってくると思います。
とりあえず複雑に考えないで、この方法で2種類を混ぜてみてくださいね!
きっとそこからいろんな発見があると思います。
アロマを楽しむ際の、ご参考にして頂けると嬉しいです