こんにちは。mioです。
今日は生理痛やPMSの改善についてお話していきます。
月経って女性にとってとても大切なしくみですが、気分が憂鬱になったり、イライラしたり、身体がだるい、お腹が痛い・・・など、いろんな悩みもありますよね?
私自身は、生理痛が酷くて、毎回痛み止めを飲まないと我慢できないくらいです。
また、一番の悩みが、毎回ではないものの、半年に1回か2回くらいの頻度で、我慢できないほどの吐き気に襲われ、この状態になると、もう立つこともできず、ぐったりした状態で、1日寝込んでしまいます。もちろん仕事も休まざるを得ません(ノω・、)
自宅にいる時ならまだよいのですが、外出先で突然具合が悪くなり、トイレに駆け込んで数時間動けなかったときもあります・・・。
家族や周りの女性の方に聞いてもここまで酷いケースはなく、他の人がとても羨ましくも感じました。
この状態になると本当に辛くて、何とかしたくて仕方がありませんでした。
そこで、体質改善しなければ!!と思い、これまでに、いろいろ試してきました。
今回は、その中で、私自身効果を感じられたものをご紹介していきます。
Contents
生理痛やPMSの原因とは?

女性ホルモンと月経周期
対策するためには、まずは原因を知ることが大切ですよね。
月経周期とは、2つの女性ホルモンのバランスの変化によって生み出されています。 こちらが2つの女性ホルモンです。
- エストロゲン(卵胞ホルモン)
⇒排卵前に分泌量が増え、妊娠の準備を整えます。お肌や髪のツヤにも影響しています。 - プロゲステロン(黄体ホルモン)
⇒排卵後に分泌量が増え、受精卵が着床しやすいよう子宮内を整えます。水分保持と皮脂分泌を促す作用も。生理前にむくんだり、ニキビができたりしますよね。
月経周期とはこの2つのホルモンバランスが以下のように変化することで、生み出されています。
- エストロゲンが増える(排卵の準備)
- 排卵が起こる
- プロゲステロンが増える(妊娠の準備)
- 妊娠していなければ月経として、不要になった卵子と子宮内膜を排出(エストロゲン、プロゲステロンとも減少)
PMSの原因とは?
先ほどの月経周期のサイクルの4番目、つまり、月経が起こるときは、エストロゲン、プロゲステロンの両方が減少していきます。
この両ホルモンが減少している状態が、月経前のイライラや憂鬱、集中力がなくなったりするPMSに関連しているといわれています。
生理痛や吐き気の原因とは?
月経が始まると、子宮を収縮させて、不要なものを血液とともに体外に排出します。
この排出をさせるために、子宮を収縮させる機能をもつ、プロスタグランジンという生理活性物質(ホルモンに似たもの)が分泌されます。
このプロスタグランジンが過剰に分泌されてしまうと、子宮の収縮が強くなり痛みを感じたり、子宮以外の胃や腸にも影響を与え、吐き気や便秘などの症状が起こるといわれています。
ストレスや不規則な生活がホルモンバランスを乱す!?
ホルモンバランスをコントロールしているのは、脳の視床下部という部分です。
そして、この視床下部は他にも自律神経(交感神経、副交感神経)をコントロールしています。
自律神経とは、朝に目覚めて、夜に眠くなって、というように私たちの体内リズムや身体の機能を調節してくれるとても大切な機能ですが、不規則な生活やストレスの影響を受けやすいです。
もし、この自律神経が乱れてしまうと
- ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れる
- 自律神経をコントロールする視床下部も影響を受ける
- 視床下部がホルモンバランスを正常にコントロールできなくなる
- 女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)やプロスタグランジンの分泌量が減少したり、過剰な状態になる。
- 月経不順やPMS、生理痛の症状が酷くなる
視床下部は他にも様々なホルモンをコントロールしているので、正常なコントロールができなくなってしまうと、月経以外にも身体に様々な不調が現れることになってしまいます。
その場しのぎではなく、根本的な対策を!
一時的な対策ではリスクは減らない
今まで動ける状態であれば、いつも痛み止めを飲んで何とか我慢してきました。
でも、月経周期の仕組みや生理痛、吐き気の起こる原因を知ると、自律神経やホルモンバランスの乱れが起こっていることは明らかです。
確かに、寝る時間が遅い事や、仕事でストレスを感じてしまうこと、疲れて布団ではなくソファで寝てしまったり・・・など、バランスを崩す原因は、いくらでも思い当たります・・・(ノ_・。)
そう考えると、生理痛が酷い事などは自分の身体からのSOSでもあったのかなと思いました。
そして、このままこの状態を続けていくことは、将来、妊娠などを考えたときに、とても大きなリスクになってしまう可能性があります。
もちろん、その場での対策も必要です。
でも、一番必要なのは、根本的な体質改善だ!と思いました。
多方面からアプローチ ~身体の外側、内側、心のケア~
生活リズムの改善やストレスをなくすことが一番なのはもちろんですが、仕事や生活環境をすぐに変えるのは難しいですし、そんな簡単にはいかないですよね。
特にストレスは、精神的なことだけではなく、暑い・寒いといった気温などの環境状態もストレスになるそうです。
なので、ストレスの原因をあれこれするのは難しくても、ストレスを受けてしまっている状態を、どう軽くしていくか?ということを意識することが大切だなと思いました。
そこで普段の生活で気軽に取り入れていける、いくつかの対策をしてみました。
具体的にはこちらの3つの対策です。
- 対策① アロマで芳香浴&マッサージ(トリートメント)
- 対策② ホルモンバランスをサポートしてくれるサプリの飲用
- 対策③ とにかく腰回りを冷やさない
以下で私が実際に実践した対策を詳しく説明していきます。
対策① アロマで芳香浴&マッサージ

1つ目はアロマによる対策です。
対策といっても、難しいことはなく、アロマをのんびりと楽しむだけです。
何といっても、アロマは心と身体の両方に作用してくれるのが嬉しいところですし、とても癒されます
香りでのんびりリラックス(芳香浴)
月経の1週間くらい前から、リラックス効果の高い精油で芳香浴を行います。
アロマディフューザーなどの器具を使うか、ない場合はティッシュペーパーに精油を垂らすだけでもOKです。
私は以下の精油を使用しました^^
香りが苦手な場合は、とにかく自分が一番リラックスできる香りにしてくださいね。
- ゼラニウム
- ラベンダー
アロマでお腹と腰をマッサージ(トリートメント)
月経が始まってからは、アロマのトリートメントオイルでお腹と腰を優しくマッサージします。
やり方は簡単です!
お腹は、トリートメントオイルを塗布したら、両手を重ねておへそを中心に右回り(自分からみて右回りです)に円を描くように、くるくると優しく撫でていきます。
腰は、同じくトリートメントオイルを塗布したら、右手は右側、左手は左側に置いて、腰から臀部(おしりの上部)にかけて、外側から内側に円を描くように優しく撫でます。
使用した精油と精油を希釈するための植物油はこちらです♪
こちらで1回分の量です。
- ホホバ油・・・10ml
- ゼラニウム・・・1滴
- クラリセージ or スイートマジョラム・・・1滴
トリートメントオイルは酸化しやすいので毎回ブレンドするのが一番ですが、毎回は面倒!という場合は数回分まとめて作っておき、遮光性のガラス瓶で保存しましょう♪
1週間以内には使いきるようにしてくださいね。
対策② サプリ(女性のミカタ)で身体の内側をケア

2つ目はサプリメントによる対策です。
「女性のミカタ」というサプリメントです。
女性ホルモンのバランスを整えることと、バランスが乱れることによって起こる、むくみや便秘などの身体の不調や、イライラ・憂鬱といった心の不調を改善することに特化したサプリメントです。
「チェストツリー」や「月見草オイル」をはじめとした、女性の悩みに効果が見込まれる、様々なハーブエキスが配合されています。
『すこやか編』と『やすらか編』の2種類があり、悩みの用途によって分かれています。
- 『すこやか編』・・むくみや月経不順などカラダの悩みに
- 『やすらか編』・・イライラや集中力低下などココロの悩みに
ちなみに私は、身体も心もケアしたかったので、両方飲んでいます。
どちらも1日1回、2粒ずつ飲むだけですので、お手軽です♪
私がこのサプリを選んだ理由は、ハーブの力で身体本来の力を取り戻していくという考えが、アロマテラピーと同じだと思ったからです。
アロマテラピーも植物の力で、心と身体を本来の正常な状態に整えるという考え方です。
ハーブもアロマも無理矢理何とかする!というのではなく、植物の力にサポートしてもらいながら、人が本来備えている機能をちゃんと取り戻しましょうね、ということなのです。
そして、私はこの考え方がとても自然でいいなと思っています(*^-^)
ちなみに、アロマは植物が原料ですが、成分の濃縮度が高いため、飲用はできません。(海外ではアロマを薬として服用するケースがありますが、日本では認められていません。)
ですので、アロマは心のケア、身体の外側からのケア(マッサージ)はできますが、身体の内側からのケアはできないのです。
そこを補うものとして、こちらのサプリメントを取り入れました。
女性の毎月のお悩みをやさしく解決「女性のミカタ」対策③ とにかく身体を冷やさない!
当たり前の事ですが、やっぱりとても大切なことです。
特にお腹と腰は1年通して冷やさない努力が大切です。
自分自身の生活を振り返ると、冬は寒いので、意識して冷え対策ができているのですが、春や夏などは暑いので、お風呂もシャワーのみでいいやとなってしまったり、冷たいお茶ばかり飲んだりしてしまっていました。
よく考えると風邪を引くのも寒い時期ではなく、夏が多いので、やはり冷えから免疫力も下がっているのだと思います。
夏でもきちんと湯船につかること、常温の飲み物に切り替えるといったことを意識的に行うようにしました。
また、月経の時は腰を温めると生理痛が和らぐため、こちらの商品をよく使っています。
月経開始から特に痛みの出やすい3日間程度だけでも使うと、かなりラクになるのでおすすめです♪
対策した結果 ~生理痛が和らぎ、吐き気がなくなった♪~

上記3つの対策を始めて、3か月くらいした頃、月経が終わった時に、あることに気づきました。
痛みが全くない訳ではないのですが、痛み止めを使わなくても大丈夫なくらいに改善していました^^
痛み止め必須!という状態から抜け出すことができたことは、大きな進歩です♪
そして今は実践して半年程度経ちますが、何より一番嬉しいのが、吐き気で寝込む状態が無くなったことです!
元々毎回起こるわけではありませんでしたが、特に絶対休めない仕事のスケジュール、ましてや出張の時は、いつももしなったらどうしよう、という不安でいっぱいだったので、この不安な気持ち、体調から解放されたことが、私にとっては最も嬉しい結果でした(o^-^o)
自分の身体と心を大切に
私は今まで、生理痛もPMSも、辛くて面倒なもの、自分はこういう体質なんだからしょうがないと思っていました。
でも、そもそもなぜ起こるのか?ということを、ちゃんと知ってからは、自分の身体と心の声を聞いてあげることができていなかったんだなと反省しました。
ちなみにこのような生理周期のしくみやホルモンについては、アロマテラピーインストラクターの勉強の中で出会いました。
アロマの勉強って身体の仕組みなども勉強するので、人生にもとっても役立ちます♪
日常生活でストレスを完全になくすことは不可能でも、それをケアする努力をしていきましょうね♪
それはきっと未来の自分を守ってあげることにつながります。
同じような悩みを持つ方は、ぜひ試してみてください。
参考にして頂けると嬉しいです^^